■フランジカップリングのご紹介

フランジカップリングは、中央で2つの組立品に分かれます。それぞれは、中央合わせ面で、はめあいが可能なインローの凸部、凹部を有したフランジと3パーツシュリンクディスクが組み合わされています。
予め、この組立品を駆動軸・被駆動軸にそれぞれセットしておき、アライメントがとられた装置の設置場所に、そのまま両軸を有する装置をスライドしてフランジ面のインローを合わせた後に、フランジのボルトを締め込み、結合作業が完了となります。

■特徴

  1. 両軸端面にフランジカップリングの合わせ面を設置することで、簡単に結合が可能です。
  2. 両フランジは、合わせ面に、はめあい構造を有しており、このはめあい部にて結合します。
  3. シャフトカップリングは、交換時に装置を水平に引き抜く作業が必要となりますが、フランジカップリングは、フランジ部での結合のため、交換時は、短い距離(はめ合い部)をスライドさせれば、装置などの交換が可能となります。
  4. 曲げモーメントも負担が可能です。
  5. FKB(タイプB)は、シュリンクディスクがフランジ側にさらに寄せられているため、最大幅も小さくすることに対応します。

■構造及び名称

フランジカップリングのタイプとしては、FK/FKB、FKE、FKE H(油圧式) が存在しますが、ここでは、FKを紹介します。
その他のタイプについては、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

■使用用途先

バケットローダー

破砕機

粉砕機

船舶駆動用 他

■軸及び、ハブの設計時における公差と表面の粗さについて

■PDFダウンロード

  • ボルトの締付方法は、3パーツシュリンクディスクの取付取外し要領を参照して下さい。締付順序もこの要領を遵守して下さい。その後、両フランジをはめあいを基準にして結合し、ボルトで締めて下さい。以下のボタンを押下すると、3パーツシュリンクディスクの取付取外し要領を記述したPDFがダウンロードできます。
  • 以下のボタンを押下すると詳細な仕様を記述したPDFがダウンロードできます。