■クランプブッシュのご紹介
クランプブッシュ(英名:LockingDevices)は、主に駆動軸とギアやスプロケットなどの間に挿入され、摩擦結合により軸とHUB:対象物(ギア、スプロケット他)を固定する装置です。
従来のキーやスライン結合に代わるもので、クランプブッシュの特徴としては、
従来結合では、バックラッシュが避けられない或いは、長期使用によりバックラッシュが拡大して機能しなくなることに対し、クランプブッシュはバックラッシュレス結合が可能です。
合わせて、キー結合などの場合の位相合せ調整作業も不要で、任意の位相で結合が可能です。
■特徴
- クランプブッシュは、シングル或いは、複数個の圧力輪(内輪)とハブに接触するスリーブ(外輪)から構成されます。クランプのスクリューにトルクをかけることで、これら2種類の構成品が引き寄せられ、内径及び外径側に膨らみます。これにより、軸及び、ハブに接触し、また面圧を発生させるようになります。
- クランプブッシュは、軸とハブの間に組み込まれ、トルクの他に曲げモーメント/軸力も負担します。
- 本製品は、チェーンホイール、フライホイール、ベルトドライブプーリー、ブレーキディスク、コンベアベルトドライブ用ドラム、レバーなどの適用例の他に様々な用途に使用されるように、色々なタイプを準備しております。
■構造及び名称
■適用例
ベベルギアの装着にクランプブッシュを採用した例。
軸方向の滑りも無い
プーリーへの適用例。
装着性改善、プーリー質量低減に貢献
■PDFダウンロード
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